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なぜか僕が行く日はいつも大雨が降ります。今回は風も強く午後からの作業は中止となりました。というわけで、今回は現在の進捗状況をお伝えします。
まず、前回のブログで書かれていたようにアングルと既存壁の間に無収縮モルタルが充填されました。 このように簡易的な型枠を作り充填するようです。 次に階段室の既存壁の小口の補修です。 こちらも木の型枠を設置してモルタルを塗っています。小口面は最終的にはSUSのカバーが付くので見えなくなります。しかし、カバーがまっすぐ付くようにするためにも、しっかり補修しなければなりません。 というわけで、型枠をまっすぐ設置して補修を行っています。 そして、階段の切り口の補修。 写真では分かりづらいですが、小口の方はカバーを設置するためにモルタルが薄くなっています。真ん中の方でモルタルの厚さはだいたい20mm強です。 当然、階段が付いていた痕跡が残るので、 下からアングルにぶつかるモノと 上からアングルにぶつかるモノがあり、足場を撤去して塗装された時の見え方が楽しみです。 来週はいよいよスパンクリートの設置作業に入ります。また現場の印象も大きく変わりそうですね。 とにかく、来週こそは天気が崩れず作業がスムーズに進むことを祈るばかりです。(RO) #
by coe_a111
| 2006-10-07 22:17
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今週から、階段を撤去した部分に張る床を支持するための、アングルを取り付ける工程に入ります。搬入されたアングル。今回も錆止め塗装はグレーに。
アングルと既存躯体は、ケミカルアンカーで固定します。写真は、アンカーを打ち込むためにコンクリートにドリルを入れているところ。コンクリートの鉄筋と干渉する部分もあって、なかなかスムースには進みません。 ようやく位置を決めて、ボルトで接合。この上にスパンクリートを架け渡すので、スパンクリートにぶつからないように、長すぎる切削ネジは切断しておきます。 設置完了。この長いアングルを、エレベータと住棟のわずかな隙間から搬入しなくてはならないので、アングルを二分割することも検討しましたが、何とか搬入できそうだったので、床の精度のことも考えて、一本のまま渡すことにしました。 しかし、「入れるの苦労したよ~」とは鳶さんのお言葉。ご苦労かけます... 既存のコンクリート壁はだいぶ暴れているし、階段の切断面も壁面から出っ張っているので、アングルは少しだけ逃げをとって設置しました。出っ張りにぶつからないように、床を張った後、隙間が空きすぎてみっともなくならないように、逃げの寸法は慎重に決定。この隙間には、後から無収縮モルタルを充填します。 その後、帰りすがら、近くで解体中の団地の現場に寄ってきました。 正面からみるとこんなですが... 裏側から見ると、もう壁一枚を残すだけに解体は進んでいます。わずか二日でここまで進むそうです。 解体の様子を眺めながら、昔この団地に住んでいたという、80代のおじいさんと立ち話をしました。田舎から出てきて、新しく建ったこの団地に住んだそうです。 立ち話はおじいさんの身の上話に始まって、何故か政治、外交、果ては天皇論にまで及びましたが、、壮大すぎて8割は理解できませんでした。 しかし、「自分の田舎より何もなかったこの町に出てきて、あっという間に団地ができて、それがまさか自分の生きているうちに取り壊されるとは思わなかった」という言葉は、強く印象に残っています。 他の住棟には、まだ住民の方々が住んでいて、中には小さなお子さんがいる家庭もあるらしく、解体される住棟の横を、学校帰りの子供たちが通っていきます。この子たちが帰る家も、同じようにじき取り壊されます。(kk) #
by coe_a111
| 2006-10-05 21:54
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階段を撤去するのはほぼ終了し、今日は撤去後の階段室に足場を設置する作業。
ちなみに、屋根スラブを撤去した後の見上げは、このような感じ。まさに、光の井戸。 そこに、足場を組んでいく。これは、今後新設する床材の受けとなるアングルを取り付ける作業や、スラブ切断面の補修作業のためのもの。 階段切断面。ダイアモンドカッターで切断した断面は思いのほか綺麗。しかし、仕上げのモルタルぶ厚すぎ。当時はすごい時代だ。 足場設置後の、屋上からの眺め。 今回、一度に階段を全て撤去し、その後足場を全階に渡って掛けたが、この工事は、第二期の初回で説明したように、安全面に相当配慮した実験的な作業となっている。 本来ならば、上の階から1フロア毎に階段を切断し順次床を掛けていくという工程をとり、居ながら施工に対応するシステムを考えている。今回の工事を行うことで、そのシステムの実現のための課題がいろいろと見えてきている。(HO) #
by coe_a111
| 2006-09-30 00:50
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9月27日 雨のち晴れ
今日、千葉は午前中に大雨が降り、電車が一時運転を見合わせる程だったそうですが、君津の方はそこまでひどくなかったらしく現場に支障はなかったそうです。 さて、いよいよ階段はほぼ全て撤去されました。 このような状態はなかなか貴重なのではないでしょうか。谷のようでかなり神秘的な雰囲気を醸しています。 階段の切断については前回のブログで書かれていたので、今回は撤去された廃材が現場から運び出されるまでについて書きます。 基本的にはクレーンの横に廃材をためておいて、まとめてトラックで運ぶようですが、見ているとなかなか楽しかったです。 まずは大きなスラブからトラックに積みます。2本のワイヤーで吊っていました。スラブの上にはコアなどの細かいゴミをのせて少しでも効率的にしているところがミソです。 途中で折れたりしないのかと心配でしたがやはり何十年も人々の暮らしを支え続けてきたスラブの強さはダテじゃありません。 次に、階段室のサッシです。重量はスラブほどではないもののガラスが割れると危険なので慎重に下ろします。 大物が終わったら。最後はバケツとスコップで細かい破片などを積みます。職人さんは本当に大変そうでした。お疲れ様です。 いよいよ出発です。やはり、相当な量になっています。とにかく、大きなものから小さなものまでたくさんの廃材が出ます。 そして、トラックは君津の夕日の彼方へと消えていきました。(RO) #
by coe_a111
| 2006-09-27 23:22
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君津に来たのは8月以来でしたが,現場では蝉の声に代わり重機とカッターの音が響いてました.
いよいよ階段の解体作業です. すでに屋上の解体が終わっていたので,上から眺めながら見学. ガイドレールに沿って,ダイアモンドカッターがみるみるコンクリートと鉄筋を切っていきます. ちなみにリモコン操作で,このリモコンが結構カッコイイ☆ ある程度切り進んだら クレーンで片側を吊りながらの作業です. なかなかの難作業のようで,職人の方々も悪戦苦闘してました. ついに階段の半分が解体し,クレーンで運ばれていきます. 本日一番のシャッターチャンス!! 3階から4階への階段を半分撤去した姿. 切断する時に使用した水のせいで,あたり一面ドロドロです. ダイアモンドカッターとカドワキ隊員(笑) 階段の解体作業は29日前後まで続く予定で,いよいよ施工が本格化してきました.(KH) #
by coe_a111
| 2006-09-23 01:54
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