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今日は朝から、吊り材にテンションを導入する作業。
屋根の上に上り、吊り材上部のナットを締め付ける。単管パイプにレンチを差し込み、力を入れやすいよう長細く改造したレンチで締める。 ナットを締めると、先日取り付けたひずみゲージを通して、リアルタイムで導入されたテンションが測定できる。これで全体のテンションのバランスを管理。 平面的には正八角形に近い形に配置された8本の吊り材のうち、EVシャフトをはさんで対角線状に位置する2本を同時に締める。その後逆の対角線上の2本を締め、その4本が1セット。1セット分に関してまず3トンを、その後一気に10トンまで導入。そうしたら残りのもう1セットに移る。 掛け声をかけて2人が同時にナットを回す。狭くてやや大変そう。 最初は調子よく回していくが、だんだん重くなってくる。 何トン入ったかを伝える声と、ナットを回すときの気合の声(うめき声)が錯綜する。 2本×2回の1セットのうち、2回目の2本のテンションを入れると、1回目に入れた2本のテンションが抜けてもう1回入れなおさなくてはならないと予想していたが、なぜかそうならない。回す回数が減って職人さんにはうれしい誤算。 その他にも何かトラブルがあるのではと不安だったが、全く何もおきず、順調すぎるほど順調にテンション導入は終了。1時間ほどで終わってしまった。 その後、吊り材と踊り場や階段をつないでいるボルトの本締めをし、その部分のタッチアップをして吊り材関係は終了。 踊り場や階段が吊り材につながれたので、仮柱を撤去。 今まで、なんとなく全体が大きくて重苦しい雰囲気だったのが、仮柱を撤去することでかなりすっきりした。 仮柱を撤去しただけでこうも印象が変わるのか、というくらい、視界が開け、踊り場が広く感じられる。そして、吊り材が異様に細く見える。何かアンバランスで面白い表情。 今日はその他にも、EVの三方枠の取り付けが行われた。そして最後に、明日の作業のため1階部分だけ試しに手摺を取り付けてみる。 手摺に関しても、期待と不安が入り混じる重要な作業。相当な試行錯誤を重ねた部分なので、明日全部取り付けて全体の表情がどう変わるのかが楽しみ。 今後、外壁などの仕上げの作業に入ってくると、日々そのような劇的な変化が訪れるのだろう。そう思うと、楽しみでもあるし、やはりちょっと不安でもある。(HO)
by coe_a111
| 2006-01-30 22:38
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