団地に取り付ける階段一体型EVの実験施工の記録
by coe_a111
2006年9月15日 サッシ解体,コア抜き
いよいよ二期工事が本格的にスタートします.
住棟と階段付きエレベータの間に足場が設置されました.
f0015904_13331894.jpg

この住棟は珍しく階段室に窓がついています.まず,ハツリ屋さんにより窓のサッシが取り外されます.この作業の下の階にはガラス片とコンクリート塊の雨が降り注ぎます.
f0015904_13172286.jpg

取り外されたサッシ.
f0015904_1318022.jpg

さらに,解体する屋根や階段のコア抜きが行われました.シリンダー状の刃のついたドリルで開けます.
f0015904_13224356.jpg

ディスクカッターでは切れないコーナー部分には予め孔を開けておきます.更にレッカーでつり下げる為の孔も開けられます.孔の開いた屋根はなかなかキレイ.
f0015904_13235050.jpg

この作業が終わると次は階段の解体に移ります.
(TAH)
[PR]
# by coe_a111 | 2006-09-22 13:31
2006年9月 第二期工事スタート
昨年度の第一期工事に引き続き、階段一体型EVの第二期工事がスタートします。

f0015904_2262950.jpg


第一期工事では、階段一体型EVの本体を、団地住棟の階段室脇に設置する工事を行いました(以前の記事を参照)。
今回の第二期工事では、既存住棟の階段室にある階段を切除し、そこに新たに床を張り、EVユニット本体へとブリッジを架けてつなげる、という工事を行います。新たに新設された床は、居住者のための玄関スペースとして活用されることが想定されます。

また、今回は、EVユニット本体に付け加える形で、グラウンドレベルにエントランスアプローチの空間を新設します。これは、団地住棟のバリアフリー化という視点からは少し離れますが、団地の魅力を向上させるための一手法として、エントランス空間及び外構が一体となった計画のスタディをするものです。

第二期工事終了時には、EVユニット本体の新たな完成と共に、アプローチや玄関などの新設空間が複合することで、屋外から住戸までの奥行きのある空間体験が生まれることが期待されます。

f0015904_2272549.jpg


今回の提案は、主要なテーマの一つとして、居住者が居ながらの工事が可能となる事を目指しています。今回の工事では、空き家を使用して行っている上に、試作工事のため安全に相当の配慮しているということで、居ながらに対応する工事手法はとっていません。しかし、システムとしてはそれが可能な状態まで完成されており、その可能性を検証するための工事という位置づけで、記録を取っていきます。(HO)
[PR]
# by coe_a111 | 2006-09-21 21:45 | Concept
2006年3月14日 竣工写真
本日は竣工写真の撮影。カメラマンの方に来てもらう。
写真撮影のため、周囲に設置してあったガードフェンスを一時撤去。当初は学生を集めてその作業をしようと思っていたが、フェンスとしての機能を上げると必然的に学生レベルでは扱えない代物になる。結局鳶の人を呼んで解体してもらった。
f0015904_140136.jpg

フェンスをはずすとやはり見え方が相当変わる。周囲の地面にまだ何も手を加えていなく、ただの土の状態のせいか、やや唐突に放置されたような、無防備な感じが良い。
f0015904_1403486.jpg

団地住棟の屋上から見たEV。上から見るとゴムタイルの黒があることで印象がかなり違う。
f0015904_14051100.jpg

写真撮影の後、照明カバーの取り付け。本当ならカバーを取り付けてから写真を撮りたかったが、いろいろなスケジュールの都合上、しょうがない。
f0015904_141931.jpg

照明カバーが全てついた状態。アクリルのみで製作したシンプルなもので、全体の中で主張しすぎず、かつ埋没もしすぎない状態を狙ったつもりなのだが。うまくなじんでいるのではないかと思う。
f0015904_1412645.jpg

これで今年度の全ての工事が終了。面白いものが出来上がったと思う。これから、今回の施工の調査を元に今後の課題やこの提案の有効性などを検証する。そして、来年度、既存住棟の階段の撤去やEVとの接続などの工事を行う予定。

関係者の皆様どうもありがとうございました。また来年度もよろしくお願いします。
このブログも、来年度引き続き継続する予定です。それまで、一時休止します。
(HO)
[PR]
# by coe_a111 | 2006-03-16 02:31 | at Site
2006年3月10日 見学会
3月10日に、学内用の見学会が行われた。
このプロジェクトは首都大学東京の21世紀COEプログラムの一環で行われているものなので、大学の先生方やCOE研究員の方などが、あいにくの雨の中、遠路はるばる見に来てくださった。ありがとうございました。
f0015904_30195.jpg

説明しながら見て回る。小さい建物(?)なので、数人立ち止まるだけでもちょっと狭い。
f0015904_304645.jpg

ガラス面が多く、すぐ下が見下ろせるので、高いところが苦手な人はやはり怖いらしい。
実際の使用を想定した場合、ほとんどがEVの使用で階段の使用率は低いだろうから、大きな問題ではないだろう。むしろ、そのような経験を楽しんでくれる人が階段を使ってくれるとうれしい。
f0015904_305562.jpg

雨が降ると、水の流れ方が一目で分かる。予想通りの部分もあれば、想定外の部分も。水をどう処理するかは本当に難しい。
f0015904_311028.jpg

土間コン周りの土は新しく持ってきたもので、まだやわらかいため雨が降るとグチャグチャになる。見学者の靴を大いに汚してしまった。外構をどうするかも来年度に向けて考えないといけない。あまりきれいに整えすぎるよりは土のままの素朴な感じも良いと思う。そこに、能天気な草花でも植えたい。
f0015904_32498.jpg

見学会は、今後、再度行う予定をしていますので、そのときにまた告知します。
(HO)
[PR]
# by coe_a111 | 2006-03-12 03:28 | at Site
2006年3月7日 照明カバー試作
すでに、今年度予定していた工事はほぼ終了。3月6日にペンキの一部塗り直し作業があり、手直しの作業はあとゴムタイルを残すのみになっている。
ただ、それとは別に追加工事として、照明のカバー(カバーのみ)を取り付けることになり、その試作が取り付けられた。
下の写真、向かって左側の、階段から踊り場になる部分に、カバーが付いてます。
f0015904_2123438.jpg

下からの見上げ。いろいろと悩み、打ち合わせのたびに案が変更になったが、最終的には最もスッキリしたものになったと思う。当初はアルミの回り縁をつける案やネジ止めなども考えていたが、結局アクリルのみで作ったボックスを両側の鉄骨リブに引っ掛ける形になった。リブにアクリルを両面テープで貼り付け、そこにボックスを引っ掛けてある。そのアクリルを何色にするか、左右で違う色にしてテスト。左側の黒が有力候補。
f0015904_21232129.jpg

アクリルボックス。躯体に付いているボルトの影響で、やや不定形な形状になっている。
両面テープでの接着や、外部なので風の影響など心配したが、今回製作してくださるのは看板屋さんなので、その辺はおそらく大丈夫だろうと思っている。
f0015904_21233116.jpg

照明器具をつけるのは来年度なのだが、せっかくなので小型の照明を入れて試してみる。
100円ショップで買ってきて現場事務所で使っていたライトを仕込む。なんとサイズがぴったり。横に3つほど並べればこれでもいけそう。
f0015904_21234122.jpg

やはり照度が弱くて微妙だが、なんとなく雰囲気は分かった。まわりが暗いとまた違うだろう。
f0015904_21235156.jpg

10日の見学会には間に合いません。すいません。(HO)
[PR]
# by coe_a111 | 2006-03-07 21:57 | at Site